2025.8.1

りんごダイエットは本当に痩せる?成功の秘訣と正しいやり方

甘くて美味しいりんごは、栄養素が豊富でカロリーが低く、ダイエットに効果がありそうな印象ですよね。 そんなイメージから、りんごをダイエットに取り入れよう思っている方も多いはず。 とはいえ、一心不乱にりんごだけ食べられば良いというわけでもありません。 そこで今回は以下について解説します。
  • りんごダイエットは本当に痩せるのか
  • りんごダイエットの効果・メリット
  • 正しいりんごダイエット方法
また、実際にりんごダイエットを試した人の声も紹介していますので、これらを参考に正しいりんごダイエットを実践し、理想の身体を手に入れましょう。

【りんごダイエットで激痩せ】本当に痩せるの?

「体重が減る=痩せる」とするのであれば、りんごダイエットは痩せるといえます。 つまり、りんごダイエットで体重は減ります。 というのも、りんごダイエットの中で最も多く行われているのが「置き換え」だから。たとえば、ご飯をりんごに置き換えるといった感じです。りんごのカロリーは低く、1個あたり約100kcal〜150kcal(※)。 そのため、カロリーの高い食事をりんごに置き換えれば、その分摂取カロリーが減らせるというわけです。なので、結果的に体重は落ちます。 続いては、実際に試した人のレビューをみてみましょう。 ※参考:文部科学省「日本食品標準成分表  果実類

実際にりんごダイエットを試した人の声

ここでは、実際にりんごダイエットを試した人の声をご紹介します。

りんごダイエットでリバウンド

りんごしか食べないダイエットをしたとの口コミです。 摂取カロリーは抑えられるものの、すぐリバウンドしたという記述があります。 りんごだけの生活から元の食事に戻したらたしかにリバウンドしそうですね。

りんごダイエットが続かなかった

りんごダイエットは続かず、かえって太ったようです。りんごだけだと飽きてしまうので続かないのは容易に想像できますね。 また、運動して筋肉をつけなければ基礎代謝は下がるので、太りやすい身体になってしまうのでしょう。
このように実際にりんごダイエットを試した人の声をみてみました。 りんごをダイエットに取り入れると、摂取カロリーが減少し、体重や脂肪の減少が期待できます。一方でやり方を間違えると、精神的にも肉体的にも負担がかかるダイエット法です。 ここまでが、りんごダイエットの実態です。 どうですか?チャレンジしたいですか?それとも別のダイエット法を探しますか? なお、りんご自体には栄養素も豊富に含まれていて、ダイエットに良い効果を与えてくれる面も多くあります。 もしりんごダイエットにチャレンジしたい方は続けて読み進めてください。

りんごダイエットの効果・メリット

りんごダイエットの効果・メリットは以下の通りです。
  • 食欲抑制効果がある
  • 脂肪の蓄積を抑える
  • 腸内環境が改善する
それぞれについて、解説していきます。

食欲抑制効果がある

りんごには、ポリフェノールが豊富に含まれています。その中でもポイントとなるのがプロシアニジンという成分です。 プロシアニジンは、糖質の代謝を促進するGLP-1というホルモンの分泌を促進するといわれています。GLP-1には、満腹感を与えたり胃の運動を抑える働きもあるため、食欲の抑制につながるのです。

脂肪の蓄積を抑える

プロシアニジンの摂取によって増加するGLP-1は、脂肪の燃焼を促進したり、脂肪の吸収をブロックする働きがあると言われています。 よって、プロシアニジンを豊富に含むりんごを食べると、脂肪の蓄積を抑えられます

腸内環境が改善する

ダイエットにとって、便秘は大敵。りんごにはペクチンという成分が豊富に含まれており、腸内環境を改善する整腸効果を持ちます。 腸内環境が良くなると、便秘が改善されるほか、血流が促進されてむくみの解消効果も期待できるのです。 りんごがダイエットや身体の健康に良い影響を与えてくれることが分かりました。 では、実際にりんごダイエットを行うとなると、どのような方法が良いのでしょうか。さまざまな情報が出回っているので、分からない方も多いかと思います。 ここからは、正しいりんごダイエットの方法について解説していきます。

正しいりんごダイエットの方法

正しいりんごダイエットの方法について、ポイントは以下の通りです。
  • 朝食をりんごに置き換える
  • 夕食前に1つ食べる
  • 運動をしっかり行う

朝食をりんごに置き換える

食事をりんごで置き換えるなら、朝食がおすすめ。 その理由は主に以下の3点です。
  • 消化・吸収が速く、食後も脳の血流を確保できるため、眠気や集中力の低下を引き起こしにくい
  • 糖質が多く含まれているので、効率的に脳へ栄養を補給できる
  • 時短になる
食事を摂ると、消化のために胃腸に血流が集まり、反対に脳の血流が減少します。 しかし、りんごは消化が速いので胃腸に負担がかからず、食後も脳がしっかり働いてくれるのです。 また、りんご1個にはご飯軽く一杯分程度の糖質が含まれているため、脳への効率的な栄養補給になります。 1日の始まりにりんごを食べることで、フレッシュな状態で仕事やプライベートに打ち込めるでしょう。

夕食前に1つ食べる

先述の通り、りんごには食欲抑制効果があるため、夕食前に1つ食べることで夕食量の減少が期待できます。 体内のBMAL1というタンパク質は、脂肪を溜め込むはたらきがあり、そのはたらきは夜21時以降に最も活発になるといわれています。 よって、食前にりんごを食べて夕食を軽くすることで、脂肪の蓄積予防に繋がるのです。 参考:厚生労働省 e-ヘルスネット[情報提供]「睡眠と生活習慣病との深い関係」

運動をしっかり行う

ここまで、りんごのメリットやダイエットでの食べ方について解説しましたが、健康的に痩せるなら運動もしっかり行うべきです。 運動をせずにりんごで食事制限だけ行っていると、筋肉量が減少し基礎代謝の低下につながります。 りんごには筋肉のもととなるタンパク質がほとんど含まれていないため、運動せずにりんごだけ食べていても筋肉量は低下するからです。 そのため、りんご以外の食事ではタンパク質を含む食材を摂ることを意識。筋トレや有酸素運動を行うことで筋肉量を増やして脂肪を燃焼することで、リバウンドしにくい身体を実現しましょう。

まとめ

りんごダイエットを実際に行った人の声や、りんごダイエットのメリット、りんごダイエットの正しい方法について解説してきました。 りんごは正しく取り入れれば、しっかりダイエット効果が出る食材だといえます。 ただし、基礎代謝を上げ、健康的でリバウンドしにくい身体を実現するには、運動も併用することが重要です。 正しいりんごダイエットを実践し、理想の身体を手に入れましょう。