三日坊主で終わりがちな「筋トレ」。
いざ頑張ろうとしても、なかなか継続できない人は多いのではないでしょうか。
ただ、筋トレを継続できないことは至って普通ですよ。ジムでもくもくと筋トレに励んでいる人でも、最初からそうだったわけでもありません。
最初は誰しも筋トレがうまくできない状態からスタートし、いつしか続けることがあたり前のようになるのです。
この記事では、筋トレを継続できない人に向けて、その原因と解決方法について解説します。
考えられる原因は下記のとおりです。
・筋トレの正しいやり方がわからない
・筋トレをする環境があっていない
・筋トレの間隔を空けすぎている
・短期間での結果を求めてしまっている
それぞれ順番に解説しますね。
結論は下記の5つです。
下半身を全体的に鍛えられるスクワット。
ただ単にしゃがんで立ち上がるような動きにみえますが、じつは奥が深い筋トレです。
よくやりがちなフォームは、背中を丸めたまま、膝を前に出してしゃがみ込むこと。このフォームだと前ももばかりに力が入ったり、膝関節を痛めたりする原因になります。
脚全体、そしてお尻にも効かせるためには、下記のポイントを意識しましょう。
懸垂は、広背筋や大円筋をメインに鍛える種目。
男性であれば逆三角形の背中、女性はくびれを強調するうえで重要な筋肉になります。
とはいえ、一般的な懸垂は背中と腕だけで全体重を持ち上げることになるため、かなり難易度が高いです。
そこでおすすめなのが、床に足をつけながらおこなう「斜め懸垂」。動作のポイントは下記のとおりです。
腕立て伏せは、うで裏の筋肉である上腕三頭筋や胸の筋肉の大胸筋を鍛える種目。
手軽におこなえる反面、腕で体を支えることになるため、体制が崩れやすくなります。
とはいえ、腕立て伏せといっても難易度が低い方法から高い方法まであるので、自分のレベルにあわせて実践すればOKです。
動作のポイントは下記のとおり。
腹筋運動で鍛えられる筋肉は腹直筋です。
一般的な腹筋運動は「上体起こし」ともよばれますが、この方法だと腹直筋への負荷が逃げてしまうだけでなく、腰に余計な負担がかかります。
そのため腹筋運動をする際は上体起こしではなく、「クランチ」がおすすめです。
動作のポイントは下記のとおり。
得られる効果は下記のとおりです。
筋トレを継続できない4つの原因

・筋トレの正しいやり方がわからない
・筋トレをする環境があっていない
・筋トレの間隔を空けすぎている
・短期間での結果を求めてしまっている
筋トレの正しいやり方がわからない
筋トレには正しいやり方があります。 ・フォーム ・重さ ・回数、セット数 ・関節の可動域 これらを意識することで、筋肉を効果的に鍛えられます。とくにフォームは最重要であり、狙った筋肉に負荷をかけるためには必ず習得しなければなりません。 「筋トレをしているけど、筋肉に効いている感覚がない…」という人は、フォームが間違っている可能性が高いです。 その状態で筋トレを続けると方向性に迷ってしまうので、モチベーションが低下する原因になります。筋トレをする環境があっていない
筋トレを続けるには、環境がものすごく大切です。 とくに自宅で筋トレをする場合だと誘惑が多いため、つい楽な方向へと流れてしまいがち。 1日、2日と頑張れたとしても、「いつの間にか筋トレをやめていた…」なんてこともよくある話。 勉強に置き換えていえば、自宅よりもカフェや図書館のほうが集中できる人は少なからずいるはずです。 やることは変わらないのに、環境を変えるだけでパフォーマンスアップにつながる。 どの環境に身をおくかは、筋トレを続けるうえで考えなくてはなりません。筋トレの間隔を空けすぎている
筋トレの間隔を空けすぎると、モチベーションが低下する原因になります。 その理由は、習慣が途切れやすくなるためです。 一度でも習慣が途切れると、いざ筋トレを再開しようにも気持ちのエンジンがかかりづらくなります。短期間での結果を求めてしまっている
筋トレで体の変化を感じるまでには、おおよそ2〜3ヶ月ほどの期間がかかるといわれています。 つまり筋トレを1日、2日がんばったからといって、すぐに結果が出るわけではありません。 短期間での結果を求めてしまうと理想と現実のギャップに苦しみ、かえって挫折する原因になります。 では、筋トレを継続するためにはどうすればいいのでしょうか。 その内容を続けて解説しますね。筋トレを継続するために押さえるべき5つの方法

・正しいやり方を習得する
・筋トレの環境を変えてみる
・2〜3日おきに筋トレをする
・長期目線でコツコツ積み上げていく
・パーソナルトレーニングをうける
それでは順番に解説します。
・筋トレの環境を変えてみる
・2〜3日おきに筋トレをする
・長期目線でコツコツ積み上げていく
・パーソナルトレーニングをうける
正しいやり方を習得する
繰り返しですが、筋トレはやり方がとても重要。 筋トレ初心者の方であれば、まずはフォームを覚えるところから始めてみましょう。 例として、筋トレでメジャーな種目であるスクワット、懸垂、腕立て伏せ、腹筋のフォームを解説します。 なお、各種目とも回数は10〜15回、セット数は3セットを目指してみてください。スクワット
・胸を張り、重心は常にかかと
・つま先の角度は外側30〜45°
・椅子に座るような感じでしゃがみ込む(前ももが床と並行になるくらい)
上記を完璧にこなせれば、かなりキツくなるはずです。ですが、「キツい=筋肉が効いている」なので問題です。
・つま先の角度は外側30〜45°
・椅子に座るような感じでしゃがみ込む(前ももが床と並行になるくらい)
懸垂
・膝を伸ばしきり体を一直線にさせる
・バーに胸を引きつけるイメージで体を持ち上げる
・体を持ち上げたときの脇の角度は約45°
・バーに胸を引きつけるイメージで体を持ち上げる
・体を持ち上げたときの脇の角度は約45°
腕立て伏せ
・両手同士の幅は肩幅の
1.5倍ほどひらく
・体は真っ直ぐに保つ
・肘を曲げたときの脇の角度は約45°
1.5倍ほどひらく
・体は真っ直ぐに保つ
・肘を曲げたときの脇の角度は約45°
腹筋
・みぞおちから少しづつ上体を丸めていく
・上体を丸めきったと同時に息を吐ききる
・常にお腹に力を入れ続ける
・上体を丸めきったと同時に息を吐ききる
・常にお腹に力を入れ続ける
筋トレの環境を変えてみる
筋トレ自体はある程度できるけど気持ちが追いつかない人は、環境を変えることをおすすめします。 自宅で筋トレをしているのであれば、フィットネスジムに通うことも一つの選択肢です。 自宅とは違うような雰囲気だったり、トレーニング器具が充実していたりするので、筋トレのモチベーションが上がるかもしません。2〜3日おきに筋トレをする
筋トレの間隔を1週間以上あけているのであれば、2〜3日おきにおこなうことがおすすめです。 筋トレにかぎらず物事を習慣化させるには、無理なくコンスタントに続けることが重要。 そうすることで筋トレのある生活が当たりまえのようになり、筋トレに対する抵抗感が薄れます。 月曜日は「上半身」、木曜日は「下半身」といったように、少しづつでいいので、なるべくルーティーンを崩さないようにしましょう。長期目線でコツコツ積み上げていく
筋トレで体の変化を感じるには、時間がかかることを知っておきましょう。 そうでないと、高確率で挫折します。 先にも触れたとおり、筋トレの効果は2〜3ヶ月ほどであらわれるので、長期目線でコツコツと積み上げることが大切です。 効果が出るまではメンタル的にキツいですが、正しいやり方で筋トレを続ければ、おのずと体は変わりますよ。パーソナルトレーニングをうける
「色々ためしたけど、どうしても筋トレが続かない…」 そんな人は、トレーナーからマンツーマン指導をうけられる「パーソナルトレーニング」がおすすめです。 というのも、筋トレの正しいやり方を教われたり、習慣が身についたりするので、筋トレを継続するうえでもっとも効率的な方法だからです。 お金がかかることはネックですが、遠回りせずに済むので結果的にはコスパがいいですよ。 さてここまでは、筋トレを継続する方法についての内容でしたが、そもそも筋トレを続けるとどういった効果を得られるのでしょうか。筋トレを継続することで得られる効果

・スタイルアップ
・基礎代謝の維持
・向上
・自信につながる
それぞれをみていきましょう。
・基礎代謝の維持
・向上
・自信につながる
スタイルアップ
筋トレを始めた人の多くは、体のスタイルアップを望んでいるからではないでしょうか。 女性であればヒップアップやくびれ、男性であれば分厚い胸板や逆三角形の背中をつくるためには筋トレが欠かせません。 これらはよく知られていることですが、じつは猫背やO脚といった姿勢の改善にも効果的なのです。 たとえば、猫背の人は背中の筋肉が弱まっていることが考えられます。そうなると骨盤が後ろに傾きやすくなるので、それに応じて背中が丸まってしまう。 裏を返せば、背中を鍛えることで猫背の改善が期待でき、姿勢=スタイルがよくなります。このように、筋トレは姿勢の面においても効果を発揮するのです。基礎代謝量のアップ
人間の体は、脳や内臓、筋肉といった組織を動かしたり、体温を維持したりするためにエネルギーが必要です。 このエネルギーのことを基礎代謝とよび、1日の基礎代謝量のうち、筋肉が消費するエネルギーの割合は約20%を占めています。 つまり、筋トレによって筋肉量を増やせれば基礎代謝量もアップし、痩せやすい体質になるのです。 とくにダイエット中は筋肉量が減少しやすく、それに伴って基礎代謝量も低下するため、筋トレの重要性が増します。自信がつく
筋トレを続けると自信がつきます。 その理由はおもに、体を変えたという成功体験を得られるから。 筋トレを続けるのは簡単なことではありませんし、そこから体を変えるには相応の努力が必要です。 日々積み重ねた努力が成果となってあわられることで、「やればできる」というマインドを手に入れられます。 また、筋トレによって分泌されるドーパミンといったホルモンは、精神を安定させたり、やる気をみなぎらせる効果も。 筋トレは体を変えるだけでなく、心も強くする効果が期待できるのです。まとめ
この記事では、筋トレを継続できない理由と、継続するための方法について解説しました。 筋トレを始めたての時期は正しいやり方がわからなかったり、成果があわられなかったりするので、どうしても挫折しやすいです。 ただ、そこで諦めてしまうのは非常にもったいないこと。 先にも触れましたが、どうしても筋トレを継続できないのであれば、パーソナルジムに通うのがもっともおすすめです。 筋トレはウォーキングやランニングとは違い、ある程度の技術が求められるので、その道のプロから教わるのが効率的といえます。 遠回りせずに済むので、筋トレで体を変えたい!という気持ちがある人は、ぜひ無料カウンセリングで相談してみましょう!
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