
みなさんのなかには、パーソナルジムになんとなく興味はあるものの、実際よくわからないという方もいるのではないでしょうか。
というのもフィットネスジムの会員数は月の推移で300-400万人と言われている一方、パーソナルジムの会員数は業界トップのライザップでさえ累計で15万人ほどだからです。おそらく家族や友達に聞いても、パーソナルトレーニングの経験がある方は少ないのではないでしょうか。
とはいえ、パーソナルジムは明らかにフィットネスジムとは異なり、特にダイエット・運動初心者の方にはメリットが大きいです。ただし、デメリットもあるため、今回はパーソナルジムのメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。
早速ですが、パーソナルジムのメリットは以下の8つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
パーソナルジムでは基本的にトレーナーからマンツーマンで指導を受けることができます。このマンツーマントレーニングこそパーソナルトレーニングの一番のメリット。
ダイエットやボディメイクするからには、目標があるはずです。
たとえば「2ヶ月後に結婚式があるからどうしても◯kg痩せたい」、「二の腕が気になるから2ヵ月でこの脂肪をなんとかしたい」など。ですが、目標は明確でもどうアプローチしていいかわからない方も多いのではないでしょうか?
一方、パーソナルジムではトレーニングや栄養に関する豊富な知識と経験をもった身体作りのプロが目標に合わせてオーダーメイドのプログラムを作成してくれます。
つまりあとは、プログラムを粛々と実践するだけでゴールに近づけるのです。もちろん進捗がうまくいかない場合は、プログラムの微調整も行います。こうした進捗管理によりゴールを見失うことなく、トレーニングを続けることができるのです。
ダイエットやボディメイクはなにもフィジカルだけの問題ではありません。メンタルも深く関わってきます。なぜならメンタルが健全でなければ、そもそもトレーニングや食事管理を続けられないからです。
メリット2に関連しますが、パーソナルジムではトレーナーがひとりひとりにあったプログラムを作成してくれます。
とはいえ、YouTubeやインターネットで検索すればたくさんのトレーニング情報を得ることができるので、自分でもできるんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんね。実際、Toutubeやインターネット上にアップされているものなかには有名ボディビルダー監修のものも多く、それらを参考にすれば、自分でもトレーニングプランが作成できるかもしれません。
ですが、これにはものすごく時間がかかります。
たとえば、スクワットひとつとっても、
パーソナルジムは食事管理もサポートします。
ダイエットでは運動以上に食事が大切ですが、自分ひとりで食事管理できるほど甘くはありません。
なぜなら、ほとんどの方は「栄養学の知識がない」「毎日食事制限・管理を続けられない」からです。なので、ほっておくと、気づいたらカロリーオーバーしていて体重が落ちていない...ということは往々にあります。(もし食事制限で簡単に痩せられるのであれば、今日これほど多くの方がダイエットに悩んでいないはずです)
しかしパーソナルジムに通えば、
パーソナルジムは個室がほとんどです。半個室の場合も基本的にパーテーションなどで仕切られているため、マシンの順番待ちや周囲の目を気にする必要がありません。
一方、フィットネスジムの場合、大きなフロアにたくさんの人がいます(たまに、知り合いにあうことも)。しかもマシンや器具を占領されていることもある。なので、自分の思い通りにトレーニングできないということもありますが、パーソナルジムではそうした心配はありません。
目標に向けて時間を無駄にすることなく、集中してトレーニングできるでしょう。
パーソナルジムはウェア・シューズ・タオルなどを無料で貸し出しており、手ぶらOKなジムも多いです。
手ぶらOKは、特に女性には嬉しい心遣い。
というのも、ウェア・シューズ・タオルは通常のバックでは入りきらないので、ジム用のバックを持ち歩く必要があるからです。しかもジム終わりは汗で濡れたものを持ち歩き、洗濯しないといけない。たとえば友人とショッピング・食事の予定がある場合は、そうした荷物を持ち歩くのは避けたいですよね。
すべてのパーソナルジムが手ぶらOKというわけではありませんが、こうしたお客様目線のサービスが充実しているものパーソナルジムのメリットのひとつです。
パーソナルジムはプライベート空間のため、基本的に人との接触が少ないです。
現在新型コロナウィルスの影響は落ち着いているとはいえ、コロナ感染リスクが低い環境に越したことはないでしょう。なおパーソナルジムのコロナ対策については、以下の記事で詳しく解説しているので興味のある方はぜひご覧ください。
以上がパーソナルジムのメリットです。
これだけ充実していると、パーソナルジムはトレーニングに最適な場所だと感じるかもしれません。
それはその通りで、特に運動初心者は自己流ではなく、パーソナルトレーニングからスタートした方が回り道するリスクも少ないです。しかし、デメリットもあります。
そこでここからはパーソナルジムのデメリットについても解説します。
パーソナルジムのデメリットは以下の3つ。
順番に解説します。
パーソナルジムは一般的なフィットネスジムと比べて料金が高いです。
パーソナルジムは1回あたりのトレーニング時間が決まっています。
ジムやコースによって違いますが、60分が多いです。また次に個室を利用する顧客も決まっているため、それ以上トレーニングを続けることは難しい。そのため、トレーニング後にゆっくり寛ぐことができません。
大手ジムであれば待合スペースなどもありますが、中小規模のジムはマンションの一室の場合もあるので、そうしたジムでは基本的にトレーニング後すみやかに退出する必要があります。
デメリットというわけではありませんが、パーソナルジムはフィットネスジムに比べて、オプション料金が多いです。気をつけておけば、なにも問題ありませんが、知らずに入会してしまうと後悔してしまうこともあるので念のため挙げています。
オプション料金で多いのは、
簡単ですが、ここまでの内容をまとめると以下のとおりです。
結論、早く確実にダイエットしたければ、パーソナルジムに通った方がいいです。
前述の通りパーソナルジムの料金はフィットネスジムに比べて高いですが、ずっと払い続けるわけではありません。パーソナルジムでダイエット・ボディメイクの基礎を身につけてしまえば、フィットネスジムでトレーニングできます。つまり基礎を身につけて、低価格のフィットネスジムに移行すれば良いのです。
パーソナルジムは、運転に例えると、自動車教習所のような存在。一度基礎を身につければ、自分一人でもダイエットやボディメイクが可能ですよ!
といった内容でしたね。
ここまで読んでいただくとパーソナルジムのメリット・デメリットはお分かりいただけたかと思います。
繰り返しになりますが、痩せることで人生が変わることもあります。そう考えると、パーソナルジムはかならずしも高額とは言えません。
パーソナルジムを検討している方は、ぜひおすすめのパーソナルジムをご覧になって、入会を検討してみてくださいね!
理想の身体作りを成功に導く「パーソナルジムのメリット8つ」

- 正しいトレーニングフォームが身につくため、効率的に鍛えられる
- 目標から逆算してプログラムを立て進捗管理を行うため、ゴールを見失うことがない
- トレーナーと二人三脚でモチベーションがアップする
- 自分でトレーニングメニューを作成する必要がない
- 毎日の食事管理サポートにより、カロリーオーバーを予防
- 個室なのでマシンの順番待ち
・周りの目を気にすることがない - 手ぶらで通えるところが多い
- 密にならない
メリット1. 正しいトレーニングフォームが身につくため、効率的に鍛えられる

正しいフォームは筋肉に対して、局所的に負荷を与えることができる
筋トレではボリューム(重量・セット数・回数など)も大切ですが、一番はフォーム。なぜなら正しいフォームは筋肉にピンポイントで刺激を与えることできるからです。その結果、筋肉を効率的に鍛えることができる。 一方、お尻のトレーニングなのに太ももに効いてしまうと、思ったようにお尻を鍛えることができませんよね。筋肉は耐えられる負荷よりもさらに負荷をかけないと成長しない
また筋肉は今以上の負荷でとりくまないと、現状よりも成長しません。 刺激になれてしまうからです。 もちろんボリュームを増やすことで負荷をあげることはできますが、効率性の観点からもやはり正しいフォームは欠かせないというわけです。 このような理由から、まずはフォームを身につけるべきですが、特に運動初心者の方は、- 筋肉がついた経験が少ないので良し悪しが判断できない
- 自分のフォームを客観視できない
メリット2. 目標から逆算してプログラムを立て進捗管理を行うため、ゴールを見失うことがない

メリット3. トレーナーと二人三脚でモチベーションがアップする

ほとんどの人はダイエットを始めても挫折する可能性がある
はっきり言ってしまうと、「ダイエットしたい」、「痩せたい」と思う方は基本的に普段運動してない方。そして30-40代であれば家庭・育児・仕事もある。 つまり心身ともに余裕がない状態でトレーニングや食事制限するため、ダイエットを始めても精神的に辛くなる方も多くいます。そうするとモチベーションが保てず途中離脱もありえるというわけです。トレーナーはメンタルサポートのプロ
さきほど、パーソナルトレーナーはダイエットのプロといいましたが、実はメンタルサポートのプロでもある。 というのも、トレーナーはダイエットに取り組む方の多くの悩みや相談を受けています。そして、そうした方を指導し成功に導いてきた経験があるため、「どのように接すれば気持ちよくトレーニングや食事管理を続けてもらえるか」について身をもって理解しています。また、パーソナルジム内でもトレーナー同士、情報交換や知識共有を行うことで、体型的にお客様のモチベーションサポートを行うことができるというわけです。 実際、RE:NOW編集部がパーソナルジムを取材しても、どのトレーナーも「接客業」という意識が強く、どのようにお客様に接すれば「モチベーションを維持してもらえるか」「トレーニングを続けてもらえるか」を考えているプロばかり。 そうしたトレーナーと二人三脚でとりくむことで、目標達成が自ずと近づくわけです。メリット4. 自分でメニュー作成する必要がなく、トレーニングに集中できる

- フルスクワット
- ハーフスクワット
- クローズスクワット
- ワイドスクワット
- ブルガリアンスクワット
- ワンレッグスクワット
メリット5. 毎日の食事管理サポートにより、カロリーオーバーを予防

- 栄養学の座学
- 管理栄養士監修の栄養素に関する資料
- LINEやアプリにより毎日の食事サポート
メリット6. 個室なのでマシンの順番待ち・周りの目を気にすることがない

メリット7. 手ぶらで通えるところが多い

メリット8. 密にならない

- 正しいトレーニングフォームが身につくため、効率的に鍛えられる
- 目標から逆算してプログラムを立て進捗管理を行うため、ゴールを見失うことがない
- トレーナーと二人三脚でモチベーションがアップする
- 自分でトレーニングメニューを作成する必要がない
- 毎日の食事管理サポートにより、カロリーオーバーを予防
- 個室なのでマシンの順番待ち
・周りの目を気にすることがない - 手ぶらで通えるところが多い
- 密にならない
パーソナルジムのデメリット3つ

- 一般的なジムに比べて価格が高い
- トレーニング時間が決まっている
- オプション料金がかかる場合がある
デメリット1. 一般的なジムに比べて価格が高い

1ヶ月あたりの料金はフィットネスジムの10倍
パーソナルジムの料金はジムやプログラムによって異なりますが、おおむね1ヶ月あたり10万円(8回)と、金額だけみるとフィットネスジムの約10倍。しかも2ヶ月コースが一般的なので最低20万円はかかります。 いくらダイエットに成功したくても、20万円も払えないと思う方もいるかもしれませんね。特にダイエットは自己流でもなんとかなると考える人が多い分、そう考える方も多いです。極端な割引も少ない
パーソナルジムの料金の大部分はトレーナーの人件費のため、極端に安くなることもありません。料金が下がると、トレーナーの人件費にも(しいては、トレーナーのモチベーションなどにも)影響が出てくる場合もあります。そのため、パーソナルジムに通いたい方は、基本的にこの料金水準を受け入れる必要があります。 なお、料金や相場については以下の記事で詳細に説明しているため、興味がある方はぜひご覧ください。デメリット2. トレーニング時間が決まっている

デメリット3. オプション料金がかかる場合がある

・食事管理
・ウェアのレンタル
・プロテイン
などです。特に食事管理が別料金になると、毎月1~3万円余分にかかるのでコース料金に含まれているのか・含まれていないのかは、かならず確認しておきましょう。
このように、パーソナルジムのデメリットは、ひとことで言うと「お金」。つまりパーソナルジムのメリット・デメリットを考える上で、痩せられる確率の高さとお金を天秤にかけることになります。
どちらの優先度が高いかは人によって異なりますが、痩せることで人生が変わる体験をした方は多いです。
たとえば、
・ウェアのレンタル
・プロテイン
- 化粧やファッションが楽しい
- 気持ちが前向きになる
- 彼氏・彼女ができる
- 仕事もうまくいく
パーソナルジムはフィットネスジムとは大きく異なる(対比表)

パーソナルジム | フィットネスジム | |
---|---|---|
トレーニング効果 | ◎ | × |
ダイエット成功率 | ◎ | × |
価格 | × | ◯ |
まとめ
さて今回は、パーソナルジムのメリット・デメリットやフィットネスジムとの違いついて解説しました。 まとめると、- パーソナルジムではトレーナーや管理栄養士などのプロから指導を受けることができる
- 特にトレーニング初心者は通った方が効率的に痩せることができる
- デメリットとして料金の高さがある
- ただし運動初心者はパーソナルで基礎を身につけた方が遠回りしない

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